診察記録
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平成14年4月30日(火) MacOS X 使用報告(1)

Mac OS X を使い始めて1週間。感じたことを簡単にまとめる。

1.ハングアップのために OS を再起動することはない
 これは一押し!「Macintosh =ハングアップして再起動するのが当たり前の機械」という常識となった問題を見事に克服している。トラブルがあっても,そのアプリケーションだけが修了するだけ。複数のアプリケーションを立ち上げて仕事をしていると随分助かる。

2.マルチタスクができる
 これもすでに言われていることだが,いくつかの作業を並行して行うことができる。だからこそ,一番に挙げたことが重要になってくる。

3.Classic の起動は遅いが,いったん立ち上げると以外と速い
 ついでに,スリープからの解除も速い。

4.Palm Desktop 4.0βが HotSync できないことがある
 ベータ版だからしょうがないと言えばそれまでだが。HotSync できたとしても速度が遅い。私の Palm Vx につないでいるのがシリアル変換USBケーブルだからいけないのか?HotSync できないときには OS を再起動するとつながったりするが…。何ともつらい。

5.ATOK14 は ちょっと遅い?
 Classic で立ち上げた時の ATOK 14 for OS9 の方が変換もレスポンスも速い。こちらの方がずっと快適。

ところで, OS X での電話回線を使ってのインターネットは特に遅いと感じることはありませんでした。遅いことになれているせいか?Windows を使っている人からはたまらなく遅く感じるんでしょうね。

とまあ,そういうところです。続報をお楽しみに(楽しみでもないか)。

平成14年4月23日(火) 舌の根も乾かぬうちに MacOS X

舌の根も乾かぬうちに,とはまさにこのことか。Mac OS X とのしばらくの決別を宣言したにもかかわらず,昨日から動かしているのはその Mac OS X。

まあ,これには訳があって,実は当初は OS X を使うつもりでいたので,その準備ができるまで PowerBook のハードディスクを OS X 用に大容量を確保していたのだった(OS X を使うには,できれば10GB以上あった方が使いやすいらしい:私は15GBを確保)。一昨日,OS X との決別を決意したのだから,それをそのままにしておくのはもったいない。で,OS 9 とアプリケーションとデータ用のスペースを広げるため,パーティション編集を行おうとしたのだが,これがうまくいかない。Be'sCrew を使ってもだめ。仕方がないので,ちょっとだけ OS X を使ってみることにした。

ところが。これが以外といいのだ。確かに,私のキータッチのスピードに対して文字入力が一瞬遅れはするが,我慢の許容範囲内。一番いいのは,噂通りのマルチタスクが平気で可能だということ(あるソフトをバックで動かしながら,他のソフトを何の差し障りもなく使用できる)。これまた噂通りだが,あるソフトが突然終了しても,再起動しなくてもよい。Mac ユーザーにとっては,再起動しなくてもよいというのは,まさに夢のような話だ(笑)。一番驚いたのは,コピーの速度。これまで使っていたバックアップソフトの OS X 対応版(β版)を使ってみたが,間違いなく,OS 9 のときの3倍以上は早い!あっという間に,大量のバックアップが終了した。

もちろん,問題がないわけではない。使っているとよくわかってくるのが,OS X とこれまでの OS は明らかに別物だ,ということ。これまでの操作法に近づけているとはいえ,全く同じというわけにはいかない。その操作に慣れるまで,ちょっとストレス。

Palm Desktop の OS X 対応版(β版)は,シンクロナイズがやたら遅い。正式版ではもう少し改善してほしいところだ。

ATOK14 for OS X にもちょっと困った。キーカスタマイズが ATOK とことえり風の2種類しかないのだ。これまでのATOKには,この2種類の他,VJE-γとかWX IIIとかあった。私の好きな変換キーカスタマイズは,知る人ぞ知る"WX III"。WX シリーズは,10年以上前私が MS-DOS コンピュータを使い始めた頃に愛用した日本語入力ソフトなのだ。当時は,ATOKよりも変換効率が高くて,人気商品だった(その代わりちょっと重たかったけど)。その頃から慣れ親しんだキー入力方法が,突然消滅するなんて,もってのほかだ。これはATOKらしくない。自分でカスタマイズできないこともないが,その時間をとるのがもったいない。最初から用意されていればいいだけの話だ(実際,これまではオプションで用意されていたのだから)。ということで,ジャストシステム社にクレームを付けることにした。聞いてくれるかどうかは知らないけど…。

もうしばらくは OS X でいってみることにする。その使用報告もします。またしても,Apple の戦略に踊らされるのか…。

平成14年4月21日(日) Mac OS X 使用感(週末更新か?)

最近は,週末更新となってしまいました。まあ,いいか(よかないか)。

Mac OS X への移行準備を進めていますが,いろいろと試してみると,どうも動きがぎこちない。確かに,いろんなアプリケーションが OS X 対応となってきたし,いいアプリケーションも登場しているけど,作業速度を重視する私にはそのスピードが我慢ならない。私の PowerPC G4/550 MHz でそんな感じである。数年前,68040マシン (Centris 650) でMac OS 7 を使っていた頃,OS 8 が登場して話題騒然だった。そのマシンでOS 8 を動かしてみると,あまりの遅さに辟易してOS 7.6.1 に戻ったのだが,それを思い出してしまう(その頃は今と違ってハードディスク容量が1GB 未満だったので,OSを何度も入れ替えるのは大変な作業だった)。当時,他の人は PowerMac へと移行していたけどでも,そのマシンでさえ OS 8 は遅いと感じたものであった(だから,私はPowerMac を買わなかった)。私が OS 8 を使い始めたのは,マシンを G3 に換えてから。G3 マシンでの OS 8 は非常に快適であった。それを今の状況に当てはめてみると,OS X を動かすには,新しいマシン,G5 でないと快適さを感じない,ということになる。

ということは,結論として,今,OS X を無理して動かすことはない。G4 で OS 9 (ver 9.2.2) は快適だ。その快適さを維持することにしよう。アプリケーションは皆揃っている。OS X への移行は,G5 が出てから。それまでは,遊びで OS X を使うこととする。この結論は,これまでに膨大な金を Apple に投資して学んだ経験則から来ている。もはや,Apple の宣伝にはだまされないのだ(だまされて,OS X 対応のOfficeも,ATOKも,FileMaker も買ったけど…)。G5 マシンを買うお金を貯めよう!

『プロのメモ術・ノート術』(PHP) 長崎快宏

大量の情報があふれる現代。集めた情報をどうまとめ,活かせばよいか,ということが書かれた本。

そういや,この方の書いた本を何冊も読みました。何度も真似をしようとして,挫折しました…。

平成14年4月14日(日) 怒濤の日々

3週間に渡る学会週間を終え,ようやくちょっと一息です。毎日が怒濤の日々。出発前はスライド作成のため短時間睡眠,学会に行けば昼は勉強漬け,夜は酒漬けで(明らかに漬かり過ぎ)これまた短時間睡眠。(一応,本も読んでました:下記)。12日に帰ってきたけど,その日が別の学会抄録締切日で…。ともかく,怒濤の今年第2陣を終え,ようやくひとまず解放されました。

さて,次の波状攻撃はゴールデンウィーク明け。ここから第3陣が開始。ゴールデンウィークを楽しむためには,今から準備せねば…。そういや,たくさんの約束を保留したままです。皆さん,もう少しお待ち下さい。

すでに10日間でうんざりしてきました…。○○長の仕事…。

平成14年4月1日〜12日(金) 読書三昧

図書室をこちらの部屋と統合しました。学会は,読書と食事とうまい酒を楽しめるのがよいです(本業も,ですが)。

『田中角栄の超人材育成術』()  

『囲い込み症候群』(ちくま新書)    太田 肇

『成功する人 しない人』(廣済堂文庫) 中谷彰宏

「狩猟派サラリーマンと農耕派サラリーマン」なんてタイトルが付いてます。呪術がその二つのパターンにあまりにも二分化しすぎている感じだけど,その方が読む人にはわかりやすいからでしょうか。

読む本が無くなって,コンビニでついでに買い込んだ本。まあ,内容は予測していたとおりのものでした。この人の本って書店でたくさん並んでいるけど,初めて読みました。

『インターネット書斎術』(ちくま新書) 紀田順一郎

インターネットの「使い物にならない」部分を逆手にとって活用するノウハウやいかに知的生産に応用できるかを追求したもの。

期待して読み始めましたが,途中からおもしろくなくなった…。