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平成15年 (2003年)
1月


平成15年1月31日(金) 手帳の喪失とリスク管理

昨日,手帳が見あたらなくなりました。あちこち探して結局は見つかったのですが,その喪失の悲劇とリスク管理の重要さが教訓として残りました。

何が悲劇か。すべてのスケジュールは手帳の中にあります。大きな予定以外は覚えていません。つまり,手帳がなければ私は行動できない,その週の予定が決められないということになってしまうのです。役職柄,手帳がなくて約束を忘れていました,では済まないのです。変なメモが書いてあると,他人に見られたときは大変です(笑)。

では,どのようなリスク管理を行ったらよいでしょうか。まずは,なくさないこと(笑)。当たり前ですが,それが1番の基本です。次に,バックアップを取ること。メモを含めたすべてのバックアップというのは厳しいですが,少なくともスケジュールだけはバックアップ(コピー)を取っておきたいものです。この点を考えると,パソコンにバックアップが残るPDAは勝っています(手帳に劣っている点もあります → だから手帳を使っているのですが…)。

皆さんの手帳のリスク管理はだいじょうぶでしょうか。


平成15年1月29日(水) セキュリティは大丈夫?

韓国でのインターネットサーバー被害はセキュリティ保護の大切さを教訓として残しました。タイミング良く,下記のような記事が出ていました。

韓国のネット被害拡大の原因はセキュリティ−不感症とIT依存症
(日本経済新聞 平成15年1月28日)

拡大する情報セキュリティー市場
(日本経済新聞 平成15年1月28日)

私はかなりコンピュータシステムを活用していますが,セキュリティやハードウェア機器については基本的に信頼は置いていません(でも,オンラインショップをついつい使ってしまいます)。

皆さんはいかがでしょうか。パソコンやデータのセキュリティは大丈夫ですか。

【超私信】PowerMacintosh 4400/200 の拡張を考える私。メモリ増設,G3化済み。残るは…。SCSI 機器の復活!(電気食いますが…)


平成15年1月28日(火) データの一元管理

現在頭を悩ませているのが,標記の件。データ(デジタル,アナログ問わず)は絶対に一元管理すべきなのです。理由は,皆様ご経験があるとおり,(1) データが一カ所にないとあちらこちら探しまくることになる,(2) 同じデータが複数しかも修正箇所の異なるものが存在する可能性が出てくる,(3) データ共有化ができない,などなど。

私の場合,まずスケジュールの問題。手帳にあったり,PDA にあったり。それを早く一元化しなければなりません(この前,それで約束をすっぽかしてしまうところでした)。

もう1つの問題は,パソコンデータ。パソコンの場合,ファイル探しはパソコン自身があっという間にやってくれるから問題ありません。問題は,パソコンで作業をしたいと思ったとき,その資料となるデータファイルが身近にない場合があります。例えば,職場にパソコンにデータが置いてあって,外出先や自宅で作業をしようとした場合には困るのです。

MOに落としたり,iDisk などのウェブサイトを利用したりしたこともありますが,自宅にもドライブを用意しなければならない,シンクロナイズが面倒,ウェブサイトへの大量のデータ記入にはものすごい時間がかかる,などの欠点があり,断念しました。

もっとも手っ取り早いのは,職場のパソコンと自宅で使用するパソコンを一元化すること。すなわち,同じパソコンを使うことです。そのための PowerBook G4/12 inchi の検討なのですが,もう少し様子を見た方がよさそうな気もしています。Apple の初期バージョンって,後から見直すと今一つですから。ということで,先週から PowerBook G4/550/15 inchi を抱えて通勤する毎日となってしまいました。やっぱり重い。持ち出すと,やはり「買い」なのか,と思い直しますが…。

【超私信】新PowerBook G4 12inch 短期集中レポート第3回〜フタを閉じたままでも使える。でも...。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0301/27/rj00_12inchpb4.html


平成15年1月27日(月) 制度変化の時代

このような意見が出された。

「日本は国家のパラダイムシフトを」
青木昌彦(経済産業研究所所長、スタンフォード大学教授)
日本語の要旨: http://www.glocom.org/sum_ja/
英語の原文: "Japan Needs Paradigm Shift for the State"
http://www.glocom.org/opinions/essays/200301_aoki_japan/

日本が制度変化の時代に突入しているということを政府(官僚)多くの組織のトップ(あるいはその下)に該当する人々は気づいていないように私には思えます。旧態依然たる組織の在り方では,現在の諸問題に対応できないばかりか,組織の構成員はそれに見切りを付ける時代になっていることにも気づいていないのです。

皆さんの所属する組織はいかがでしょうか?

【超私信】研究会が済んだ後頭痛が消え去りました(なぜ?)。で,AirMac が CATV を認識せず,悪戦苦闘している私です。


平成15年1月24日(金) 本日休診

仕事(本日から開催の研究会事務局)の仕事に追われ,ネタがありません(笑)。ちなみに,この部屋は基本的に平日更新のつもりでいます(他は違います)。

【超私信】参照記事:新PowerBook G4 12inch短期集中レポート第1回〜熱くならないのか
  http://www.zdnet.co.jp/macwire/0301/23/nj00_12pbg4.html


平成15年1月23日(木) ついに常時接続!その快と戒

常時接続導入を決意してからかなり長い期間が経った。これまで導入できなかったのは,ADSLが接続不能(陸の孤島のため)やCATV導入傷害(大家さんのため)があったから。先々週ひょんなことから大家から CATV導入許可がおり(いろいろと細かい条件付きだったが),昨晩ついに念願の常時接続が達成された!!

これまで,家ではモデム回線だったので,通話料を気にしたり,添付書類やダウンロードファイルのサイズを気にしたりしていたけど,これからはそれがなくなる。実際,接続を確認している間に添付書類の着いたメールが届いたけど,モデム接続の時とは速さが違う。いちいち接続の操作をしなくて済むし,心おきなく接続し続けることができる。

そのために,大きなサイズのものは仕事場の LAN を使ってダウンロードしていたが,これからは私的なものは家で行い,仕事場では仕事に集中すればいい。このサイトも,自宅から常時更新されることになる(これまではそうではなかった!?すいません)

問題もある。1つは,オンタイムで仕事がやってくるということ。実際,昨晩11時頃試験接続していたら,わずかの間に仕事メールが5つもやってきた。私が事務局を担当している研究会が明日から始まるのでしょうがないと言えばそれまでだが,家にいるのにこれにはちょっとげんなり。というより,精神衛生上良くない。今後は読まなかったことにするかもしれない(私が常時接続になったことは黙っていてください → もう一部の人にはしゃべってしまったけど…)

2つめは常時接続しているということは,ネット上の誰かがこちらのパソコンにも理論的にはアクセス可能ということだ。だから,その対策は必須だ。プロバイダも対策を取っているらしいが,私はそれだけでは心持たないので,自分のパソコン OS (Mac OS 10.2) に付いているファイアーウォールをオンにしている。

これも大切な個人情報管理。皆さんのパソコンの情報保護は大丈夫ですか。

【超私信】新 PowerBook G4/12" の外観はこういうものらしいです。
  新PowerBook G4 12inch短期集中レポート第0回〜箱をあけるまで


平成15年1月22日(水) 健康も大切な個人管理

週末は片頭痛 migraine寝込んでしまいました。昨日,新しい片頭痛薬(5-HT受容体作働薬)を服用し,今朝はだいぶ頭すっきりです。

床に伏しながら考えたことは,健康も大切な個人管理 (self-management) である,ということです。ま,それはいくつもの自己啓発本にも書かれていることなのですが,対岸の火事,と思ってましたから。愚者です。

アメリカにいるとき,ラボのボスが言ってました。過去の歴史上の失敗から学んで二度と起こさないようにする者は賢者,そこから学ばず同じ失敗を繰り返してしまう者は愚者である,と。その定義に沿えば,私は後者に属します。

私もついに不惑の年を迎えています。気持ちは20代のつもりでも (!?),身体はそうではなくなってきたことを徐々に感じ始めています。惑わず,健康管理を真剣に行う必要がありますね。

皆さんはどのように自分の健康管理をやっていますか。


平成15年1月21日(火) 羽生善治 挑戦する勇気

将棋棋士の羽生善治氏の講演をまとめた下記の本を読みました。30分程度で読み終わる気軽な本です。

羽生善治:羽生善治 挑戦する勇気(朝日新聞社, 2002)

目次には,なるほどと思われる言葉が並んでいて,それがこの本の要点です。例えば,プロに必要なのは「捨てる技術」,経験が常にプラスになるとはかぎらない,知識を「知恵」へと変える,常識が常に正しいとはかぎらない,先入観や固定観念のないことが武器になる,などなど。

驚いたのは,彼が12歳にして将棋の古典ともいうべき「無双」「図巧」という詰将棋集(18世紀江戸時代の作品)を解いていたことです。全200題を解くのに7年かかったそうですが…。モノになる人間というのはやはりひと味違う,ということでしょうか。

学ぶべきところはあるかと思い,載せておきました。一読する価値があるかもしれません。

【超私信】土曜日から始まった拍動性頭痛の正体は,どうやら片頭痛 migraine と思われます。成書には72時間持続するとあったので,今日には治まるかと思います。実際,軽減しています。初めての発作ですが,いやあ,本当に参りました。こんなにも苦しいとは。そういや,数ヶ月前に TIME特集にもなった片頭痛。最近急増しているとありました。カバーに載っていた人の苦しげな顔を思い出します。私もあのような顔をしていたのでしょう。誘発因子ですか? ストレス,睡眠不足,それに赤ワインです…(前2つによるものではこれまでは何もなかったので,最後が決め手か!?複合要因か?)。こんな記事(「心の絆とマンパワー(その1)」日本経済新聞 平成15年1月20日)のようにはならないようにしたいと思います。家族も大変ですから(苦笑)。


平成15年1月20日(月) アナログ/デジタル ペン

1月13日号の TIME 誌に載った下の小さな記事は私の目を引きました。

Do the Write Thing(TIMEアジア版 Jan 13, 2003)

これは "Do the Right Thing" の引っ掛けであることは文面を見ればわかります。IO Personal Digital Pen と呼ばれるボールペンにマイクロチップを組み込んだ商品。ボールペンだから当然普通紙に文字や図が描けるのですが,その筆跡をマイクロチップが認識し,パソコンに接続すると(おそらくUSB接続だろう),書いた筆跡をWord 形式ファイルにしてくれるそうなのです。しかし,まだ認識の問題やペンの太さの問題(バナナの太さ)が残されているらしいのですが。タイトルは「アナログで書いたものをそのままに(正確に)デジタルに書写できる!」という見事な掛詞です(私の得意とする掛詞は,英文を読むときにも役立つということを強調したい!)

これがまともに使えるようになれば,私は購入したいと思います。現在,手帳と PDA を併用していますが,手帳にメモしたことが PDA に移せるようになれば,データを一元管理できるからです。

【超私信】土曜日の朝から,発熱と原因不明の頭痛(脈打つような左後頭部痛:片頭痛??)に悩まされています。頭痛薬の効果は1時間未満。この更新だけは何とかやり遂げましたが,正直起きているのもきついのです…。


平成15年1月17日(金) 飛行機の中でもインターネット,はいいが…

アメリカのボーイング社とドイツのルフトハンザ航空が航空機の中でもオフィス並みの高速のインターネット通信サービスを始めたようです日本経済新聞 平成15年1月16日。日本の航空会社も導入を検討すると思います。

飛行中に高速インターネットなんて,夢物語かと思っていましたが,現実化してしまいました。まさしく「いつでも,どこでも,インターネット」になってしまいました。いいんですが…。

ということは,いつでも,どこでも,仕事が舞い込んでくるということですよね。ポンッと音とともにボスから「あの仕事どうなった?」なんてメールが届いたら,読書や映画どころではなくなっちゃう。メールならまだかわいいものですね,受け取りを忘れた,といか言って無視すればいいんだから。大変なのはチャットへの常時接続の業務命令が出たとき。「今頃,北極あたりだな。ニューヨーク到着まであと数時間あるから,それまでにこの報告書を仕上げておけ」と添付書類が送られてきて,必死になってそれを書き上げ,到着直前に慌てて会社へ報告書を送る,なんて想像するだけでイヤ。そのために,到着するやいなや静脈血栓症 → 肺塞栓症,いわゆるエコノミー症候群で病院行き,なんてなったら悲惨も悲惨。

飛行機の中くらいは,自由な世界でありたいものです。


平成15年1月16日(木) 水平移動する DNA のお話

少し古い記事になるのですが,日本経済新聞におもしろい記事が出ていたので紹介します。

水平移動するDNA――最初のカップルはどう生まれた? (日本経済新聞 平成14年12月19日)

京都大学の研究成果でして,生物が死んだ後に細胞から水中に溶出するDNAが水平移動し、他の生物の遺伝子に取り込まれる可能性があるんだそうです。これが本当だとすれば,次々と素朴な疑問が湧いてきます。記事中にあるように「夜も眠れない」。

私の死後,海に埋葬してもらったなら,私の DNA がどこかの魚の遺伝子に取り込まれて,私の DNA がその魚の子孫に脈々と引き継がれるのでしょうか!? しんちゃんフィッシュの誕生だ! 赤の他人だけどよく似たもの同士,なんてことあるけど,それもその昔同じ人の DNA を受け継いだのでしょうか…。


平成15年1月15日(水) 情報の整理に便利!?:Kacis プロノート/Kacis マイノート

昨日 Media Vision から発表になった新しいアプリケーション「Kacis プロノート/Kacis マイノート」について述べてみたいと思います。

このソフトの発表文書を読むと,同社から発売されている「Kacis Publisher、Kacis Writerの機能を継承したカード型文書作成ソフトウェア」ということです。実は,私はそのユーザーです。Mac OS 9 のみの対応から進歩がないので,使用を断念していたところでした。それが OS X 対応となり,しかも Windows 版とのハイブリッド版となって出てくるというから,私のようなユーザーには歓迎であります。さらに,カード型となって,情報の整理や活用にはもってこいのアプリケーションなのではないかと考えます。おそらく,私は購入することでしょう。

ただ,これまでの経験から少しためらうのは,こういうアプリケーションを使って作成したデータが,アプリケーションの開発中止などにより,将来活用できなくなる可能性が大きいということです。そのときには,テキストファイルに書き出してそれを利用すればいい,という考え方もありますが,なら最初からテキストファイルにデータ整理を行ってもよい,と思ったりします。それなら,いつでもどこでも誰でも利用可能だからです。

皆さんはどのようにお考えになりますか。


平成15年1月14日(火) オフィスの整理 (1:チェックリスト)

先週末から,自分の机の周りや本棚の整理を始めました。整理と整頓は異なります。私が思うに,極論すれば「整理=破棄」。ということで,まずは机上の整理から。積み重なった書類,書籍,文献等を一つ一つまとめて,必要ないものは破棄。後で必要かも知れないと思う書類(特に文献)も破棄。そういう書類は使った試しがない。万が一必要になれば,そのときに再度入手すればよい(そういうことが起こるのは1%にも満たない)。

仕事に関連した書類は,その仕事のフォルダへまとめます。そのとき,必ずチェックリストに記入することが必要です(私の場合,PDAに入力)。チェックリストに記入しないものは仕事フォルダを作成しないのがコツ。作成した仕事フォルダは机右下の大きな引き出しへ入れます。それを繰り返していくと,仕事チェックリストができあがります。仕事とは,そのリストを消していくこと。資料は机の右下のその仕事フォルダの中。どうでしょうか。すっきりしたのではないでしょうか。

チェックリストの数に驚いてはいけません(驚いているのは私自身か)。誰でもたくさんの仕事を持っています。あとは計画立てて,それを片づけていけばいいのです。整理こそ仕事の上手なれ。(と偉そうなこと書いていますが,先週まで机と本棚は散乱状態でした → 改心じゃ)

【超私信】変わったザウルスの登場です。キーボード付。レビューがあります http://it.nikkei.co.jp/it/dco/friday.cfm

【超私信】兄弟サイトも必死に改築中。リンク集 (References) は役立つかと思いますのでご利用下さい。自分のポータルサイトにするつもりです。


平成15年1月11日(土) 医師の当直って…何?

医師としてすでに慣れっこになって,疑問にさえ思わないことってありますよね。下の一件が私のそれ。

宿直医の労働実態に改善要請、旧態依然の現場には戸惑いも−−日経メディカル1月号
http://medwave.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=1/mdps/225252
2002年3月。厚生労働省の労働基準局から、宿日直勤務の適正化を求める通知が出された。通知の対象は、労基署から宿日直勤務の許可を受けていた約8000施設にのぼる。これが多くの病院長の頭を悩ましているという。労基法を順守すれば地域の救急医療が成り立たない、と嘆く声も聞かれるほどに−−。
(医療専門総合情報サイト MedWave 2003.1.10 より抜粋)

労働基準法に照会すると,医療機関での宿日直勤務は「定時の巡回や少数の患者の検脈など短時間の,それもごく軽い業務を行なう場合に限る」らしいのだ。その基準で行くと,宿直は週1回、日直は月1回が限度らしい。さらに,患者の急変などで呼び出されて働いた場合は,割増賃金が支払われることになっているというのだ。

そんな条件の施設ってほとんどないですよね。疑問にも思っていなかった。でも,医師と弁護士は労働基準法「適応外」だったような記憶があるんだけど,記憶違いでしょうか(実は,医師になった頃,それを調べたことがあった:労働基準法違反じゃないかと思ったことがあったもんね…)。誰か知っている方,教えてください。

【超私信】今日,Mac OS 10.2.3 にバージョンアップ予定です。Norton Utilities for Macintosh の対応を待ってました。


平成15年1月10日(金) 住所録アプリケーションを同期させるアプリ

PalmOSアドレスと宛名職人データを同期させるアプリケーションが出た。「ADD Sync 炭 for 宛名職人V10」というやつで,価格も2,090円と手頃。http://www.zdnet.co.jp/macwire/0301/06/nj00_visavis.html

住所録ソフトとPalmOSアドレスがシンクロしてくれるといちいち入力する手間が省けてとてもよい(100名を超えると入力する気になれない→だから私はしていない)。即購入,と思ったが,ふと思い直して購入をやめた。理由は,住所録ソフトは毎年バージョンアップしている。今年秋にもバージョンアップして「宛名職人 v11」が出るであろう。そのとき,この同期ソフトの対応はノやはりバージョンアップ? であるなら,2,090円では収まらない。毎年,バージョンアップに追われることになる。年に1〜2回しか使用しないソフトをバージョンアップするのは馬鹿らしい(だから住所録ソフトも3年おきくらいのバージョンアップ)。ということで,私は購入しません。

みなさんは,どのように住所録を管理していますか。


平成15年1月9日(木) 患者情報の共有化

年末の新聞に下のような記事が出ていました。

癌研究会付属病院(東京・豊島)など都内の有力三病院と大学、医師会が連携し、患者情報の共有や先端医療機器の共同利用に乗り出す。2005年をめどにカルテを電子化してデータベースを作り、参加医療機関が共通のカルテに基づいて診療できるようにする。医療の情報技術(IT)化で病院は専門性を高め、患者は病状に応じた最適な診療を受けられるようになる。 <日経新聞 平成14年12月30日 より一部抜粋>

ようやく患者情報が共有化される時代の到来です。当然といえば当然,すごいといえばすごい。実際に患者の診療に携わっている立場から言うと,患者さんが他の病院で受けた検査内容や結果がわからないというのは困ることが多いのです。で,再検査になる。それを望む患者さんもいますが,多くの場合には患者の負担になるだけなんですね(再検査してよかった場合ももちろんあります)。

日本というのは「情報の共有化」という点では,欧米諸国よりもはるかに遅れているのです。皆さんの所属している組織での共有化されている情報量を考えてみれば,すぐに気が付くかと思います。

日本全国でこのような情報の共有化が当たり前になるのは,いつになるのでしょうか。


平成15年1月8日(水) ノートパソコンの新たな使い方

こういう使い方もあるのね,という示唆的な記事がこちら。
 
デジクリPowerBook Publishing Project:(6)iBook「デュアル」〜PowerBook1台よりiBook2台の方が幸せになれる!?

特に,最後の記述は最近の機能搭載パソコンを見直すという意味では,なかなか考えさせるものがあります。

みなさんはどのような使い方をしていますか?

と書いたところで,今日発表になったこんな悩ましげな(中途半端?)な PowerBook G4 が出ると,迷います。私の場合,手持ちのセカンドマシン VAIO ノートとの比較になりますが。う〜む…。


平成15年1月7日(火) まさかの時のためのバックアップ

コンピュータのバックアップは行っていますか。

私は基本的にコンピュータという機械の保持性を信じていないので(いつ壊れるのかわからないから),少なくとも自分のデータはできるだけ毎日バックアップをとるように心がけています。

画像を簡単に扱うことができるようになり,最近のデータはどんどんファイルサイズが大きくなってきているため,メインマシンとは別のハードディスクにバックアップを取る方が簡単に済みます。

最近のハードディスクは容量が大きく,値段も安いので購入しやすくなりました。新しく出たこのようなハードディスクは,バックアップ装置が付いて,さらにお買い得!?(欲しくなってきました)


平成15年1月6日(月) 今年は「家族」と「つながる」?

日本経済新聞によると,2003年キーワードは「家族」と「つながる」だそうです。

私はあまり社会トレンドには迎合しない質なのですが,この分析には私も同感です。偶然ですが,私の今年のキーワードの中にもそれらが入ってます(「自分のキーワード」というのにも機会があれば触れましょう)。

不況の中,家族や自分の身近な人とのコネクションを求める現代の人々の特徴をよく表している気がします。ちなみに,私は別の意味でそのキーワードを持っています。

みなさんはどう思いますか?

<関連記事>
モノやサービスは「家族」と「コミュニケーション」が軸 日経トレンディー・尾島氏
レジャーは「家族」と「都心」への回帰がカギ 野村総研・塩崎氏

※最近,日経新聞の情報が充実していることに気が付きました。いいニュースソースがたくさんあります。ただ,「いい情報源」と思えるかどうかは,個人(のキーワード)次第ですが。


平成15年1月1日(水) 新年の御挨拶

あけましておめでとうございます。昨年はしんちゃんクリニックに御愛顧をいただき,誠にありがとうございました。

本年元日をもって,クリニックは装いも新たに「しんちゃんクリニック2」と生まれ変わり,皆様の前に登場いたしました。

情報化社会を迎える一方で,世は乱世の時代へと突入しています。それに対応すべく,しんちゃんクリニック2では個人情報管理 (PIM) を中心に考えていきます。個人情報を駆使して,乱世の世を乗り切る智慧をつけていこう,というのが大きなテーマです。詳細は「クリニックの御案内」をご覧下さい。

と,いきなり大上段に構えてしましたが,私たちの日常生活の中で,情報管理をどのように行えるのか,どう行うべきなのか,ということが主たる内容です。私の時間の許す限り,更新を重ねていきたいと思います。待合室「たこ部屋」はこれまでと同じです。なお,旧しんちゃんクリニックにあった情報(どうでもいい情報を含む)はぼちぼちと移植していきますので,御容赦願います(役に立てていた人がいたとは思えないが…→で,こういう結果になった)

どうか,本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成15年元旦


 しんちゃんクリニック2

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