中島孝志 「10分刻み」すきま時間ニッチタイム超勉強法10分で刻めば、どんなに忙しい人も勉強や読書ができる、と説いた本。
著者は、そのコツは「手抜き」と「集中」にある、と言います。要するに、不要なことはしない。近年の企業戦略が「選択」と「集中」にあることと同じですね。
そうか!と思わず膝を打ちました。10分なら誰でも集中できます。いつでも、どこでも! この10分間を活かさない手はない。たかが10分、されど10分、と。なるほど、見えてきました! この10分を活かすためには、常日頃からの準備が必要です。10分でできる仕事(というかやること)を用意しておく。文庫本でもいい、ちょっとした雑用でもいい。まあ、これは私もやってきたことですけど、もっと徹底して集中してやったほうがいいのだ、とあらためて気付きました。 集中するためには、不要なものは捨てなければなりません。捨てるためには、やることがわかっていなければならない。なるほどなるほど。わかっているようで、意外とそれがわかっていないのですね>自分。資料は使ってこそ意味があるのであり、保存するかどうかは、今使うかどうか! 著者の講演記録ノートが面白いです。参考にしてみます。約10分ごとにメモを取る。なぜなら、10分に1つずつポイントがあるものだと。しかも、そのメモは自分にとって必要と思ったメモ。決して、講師の強調するものを取るものではないと。 抱えている問題解決へのヒント、話から連想するもの、資料(データ)、反対意見(共感部分は無視)、キラリと光る発想など、だそうだ。 それは読書の場合も同じですと。自分にとって重要なことを学ぶために読むのだ、と。なるほどね。 (と、共感している私。でも勉強になりました) この本も2回目の通読ですが、前回の記憶がないですな。ということは、集中せずに読んでいたということです。 【Dr. SHIN オススメ度 ★★★★☆ 10分間を楽しむ】 講談社,2003,p225,ISBN4-06-264210-7, ¥1300 Posted: 日 - 2月 8, 2004 at 10:11 åflå„ たこ部屋 |
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