中島孝志  朝4時起きの仕事術─誰も知らない「朝いちばん」活用法


忙しい人こそ、朝4時起きで午前中に8時間の仕事をすれば、午後の8時間は丸々おまけになる。朝という限られた時間を巧みにマネジメントしよう、という主旨の本。

この本を購入したのは、よし、俺も朝早起きしてやろう、ということではありません。すでに、私は午前4時台に起床していますから。特に、年明けからはそうなっています(この本にもありますが、自然と目が覚めちゃうんで、目覚まし時計不要)。購入理由は「自分のやっていることが間違いないという確認と新しい視点探し」です。

面白いと思ったのは、
例えば朝4時起きで仕事をすれば、午前中だけで8時間、そして午後も8時間仕事ができる。正午を境に8時間づつ仕事ができるわけだ。睡眠時間を6〜8時間とすれば1日24時間が3分割できる。

という発想。さらに、
午前中には、依頼されている仕事、午後はこれから仕掛ける仕事というように、一日に2種類の仕事ができる。人生2毛作だから、ものすごい仕事中毒のようだが、本人にとってはそうでもない

とは恐れ入りました。
昨晩、冒頭部分で「成功する人は、いいと思った習慣はすぐに自分のものにできる」という言葉に刺激されて、早速今朝から実行。メール確認して、サイトの書き込みをしてシャワー。頑張って、原稿を一つ書き終えたら(〆切だいぶ過ぎているけど)、「まだ」7時半。その後病棟に行って、戻ってきてこの本を読み終わりました。それでも午後12時。これで8時間です。あと8時間以上も自分の時間が使えます。何となく充実した気分。この優越感が大切なんだろうな、と実感。
さて、何をしようか(原稿があと3つ...)。
成功のポイントは頭の中身をそっくり変えることなのだ。朝は睡眠時間、休息の時間と思い込んできた頭のOSをリセットし、朝こそ仕事の時間、勉強時間、自己投資の時間だ、と新しいソフトにバージョンアップするべきだ。まずはそこからスタートすればいい。

明日から、皆さんも朝4時起きしてみませんか。

【Dr. SHIN オススメ度 ★★★★☆ 早起きで頭の体操】
プレジデント社,2003,p206,ISBN4-8334-1798-7, ¥1200

Posted: 土 - 1月 10, 2004 at 12:42 åflå„           たこ部屋


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