疲労による生産性低下のリスクを診断(あいおい損保)


企業従業員の疲れと生産性を診断。事故やミスによって企業収益が影響を受けるリスクがどの程度あるかを診断して改善策を提示する,というサービスをあいおい損保が始めるとのこと。

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あいおい損保、職場の疲労度を数値化 (日本経済新聞 2003/09/30 )
あいおい損害保険は企業従業員の疲労度を分析し、事故やミスによって企業収益が影響を受けるリスクがどの程度あるかを診断するサービスを10月1日から始める。物流業や流通業、医療関係など主に夜間勤務が多い企業向けに展開。生理学の視点から、疲労による生産性低下を最小化する勤務スケジュールなど改善策を指導する。
従業員の勤務データなどを基に勤務中や眠気や注意力の低下など職場全体の疲労度を数値化。生理学的に最適な休憩・休息の取り方や勤務ローテーション、脳の働きを活発にする照明の活用方法などを提案する。  夜勤明けの過ごし方や適切な夜食など生活スタイルも指導。職場全体としての疲労度を最小化し、ミスや生産性の低下を防ぐ。の視点から、疲労による生産性低下を最小化する勤務スケジュールなど改善策を指導する。
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まさしく,医療従事者向けですね。安全管理がギャーギャーと取りだたされる一方で,人手不足の医療従事者の待遇は何も変わりません。いや,それどころか,安全管理対策の仕事が増えて,ますます多忙になるばかり。こういうサービスを病院も取り入れる時代になってきたのではないでしょうか。
経営側から見れば,人件費は大変でしょうが,仕事の効率を上げれば元は取り返せる!?(その代わり,査定は厳しくなりますが)。
このサービスを医局にも取り入れましょう。例えば,こういう診断が出るはず。「医局長は毎日の雑務による疲労が蓄積して仕事の効率が上がっていないようなので,1週間程度の休暇を与え,リフレッシュさせるのが望ましいでしょう」>ボス。でも,減給付きか!?

Posted: 水 - 10月 1, 2003 at 06:22 åflëO           たこ部屋


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