アメリカの偽善戦争


昨日,久しぶりにテレビを付けると,面白い番組をやっていました。アメリカが東京に原爆を落とす計画があったスクープと,湾岸戦争や今回のイラク戦争での兵器使用や占領政策は太平洋戦争時の日本への原爆投下とその後の占領政策と非常に類似していることを暴き出していました。

公開された機密文書で明確になったのは,以前から言われていたように,原爆投下は兵器の効果を確認するための実験であったということ。それは湾岸戦争での劣化ウラン使用ミサイル,イラク戦争でのクラスター爆弾等も同様の主旨です。
戦争時や戦後の占領政策は,徹底した報道管制と検閲を敷き,アメリカの良さのみを主張し民衆の悲惨な状況は伝えない徹底したプロパガンダと偽善(例:子供たちが米兵から笑顔でチョコレートを受け取れるまで,同じシーンを何度も繰り返して撮った映像が残されています)。アメリカのやり方は50年前から変わっていないのでした。
バグダッドでフセインの銅像が多くの民衆に倒されたシーンありましたね。実はあれ,銅像の周囲にしか人がいなかったのです。NGOが写した写真では,その周囲を米軍の洗車が取り囲み,限られた民衆のみがいただけ。しかも,銅像を倒した「民衆」の一人は,その前日,米軍とともに現地入りした反フセイン派の外国亡命者でした。つまり,米軍による「やらせ民衆蜂起シーン」。
報道をどこまで信用するか(特に政府発表のもの),真実は何か。マスコミにも問題はありますが,最後はその情報を受け取る側,つまり私たち自身がよく判断をしなければならないということです。

久々にテレビなんぞ見て独身生活を謳歌した Dr.SHIN(土曜日のサンダーバードの映画も見ました。1967年作とは思えない作り。懐かしいなあ。私のかすかな記憶では,確か1号〜3号機までのプラモデル持ってました。)

Posted: 月 - 8月 18, 2003 at 06:25 åflëO           たこ部屋


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