記録改ざん不能のシステム導入


原子力発電所の事故の際に記録改ざんが問題となりましたが,東京電力はデータ改ざんができない保守管理システムを構築するのだそうです。
東京電力、記録改ざんできぬ原発管理システム導入 (日本経済新聞 2003.10.16)

これがうまくいけば,いずれ病院の電子カルテにも導入されるでしょう。電子カルテ管理の重要課題は,その秘密保持,記録の履歴管理,改ざん防止だからです。
このシステムは数値の変化から不具合がいつ起きそうなのかを予測できるそうです。となれば,電子カルテにはさまざまな情報やデータが記録されるので,このシステムを応用すると患者の検査結果数値の変化等から予測される変化を警告してくれるようになります。
これだと医者要らず? 医療費高騰の時代ですから,デジタル化された自分のカルテを管理して自分で健康管理し「体調がおかしいですよ」となったら病院へアクセスする,というシステムができてもいいように思います。(開業医の先生からお叱りを受けそう...)

Posted: 木 - 10月 16, 2003 at 03:25 åflå„           たこ部屋


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