悲劇はその瞬間にやってきた


まさに,抱えたゴミ袋を地面に置いたその時でした。ズキッ!腰に痛みが走ったかと思うと,その場から動けなくなってしまったのでした。そうです,情けないが,ぎっくり腰

人生で2度目のぎっくり腰。過去の記録から検索すると,1回目を昨年6月でした(これがデジタル記録の利点)。まさか,の2回目(「癖」になるという話もありますが,私はあまり信じていません)。

昨日の朝起床後,変な姿勢で椅子に座って,90分ほどパソコンに向かっていました。考えてみれば,直接的にはそれがいけなかったのかも。立ち上がったときから,少し違和感がありましたが,全く気にせずに上の行動へ移った瞬間でしたね。

今回のものは1回目に比べればとてもひどいものでした。寝床からトイレまでの3mを動くのに30分もかかってしまいました。とにかく,座位になれず,這って動こうにも床から手を離す時に片方に力がかかると腰に響いて動けません。つまり,両側均等に力を分散しておかねばならない状態で,まったく動けない状態というわけです(この辛い気持ちがおわかりでしょうか)。よって,昨日は湿布をして,できるだけ飲まず食わずで寝て過ごしました。

しかし,自然の神は酷なものです。こういうときに限って,大をもたらしてくれます。必死に,だが,時間を要して,トイレに何とか座ることができたのもつかの間,トランクスが降ろせない...。降ろそうと立ち上がろうとすると痛む。脚を挙げると痛む。何とか,膝近くまで降ろせたものの,それから先が...。
頑張って,用を足して「ふ〜!」と息を付いたのもつかの間,今度は尻が拭けない!むむむ...。悩みましたぞ,結構。2〜3分考え,工夫してその危機を脱したのでした。今度,皆さんが同じようなつらい目にあったときにでも教えてあげましょう。

1日中寝ているのもとてもつらい。しかし,本を読む気にもなれない。というわけで,寝床まで PowerBook を持ってきてもらい,さあ,思う存分ネットブラウジングで暇つぶし〜。こういうとき,ノートパソコンはいいですね〜。と思いきや,AirMac ベースステーションが反応しません。最近,また調子が悪くなっているんですね。やっぱり,新しいもの飼わないとダメかな。というわけで,諦めて,講演のスライド作り(こんなときに,するなって? でも,明日ここでインフルエンザの話をしなければならないので,どうしてもスライド作っておかなきゃ)。

昨日,1日寝ていたおかげで,今日は何とか立ち上がれるようになりました。夕方,オススメのあった整骨院に頑張って行ってきました。電気治療+腰部背筋に鍼打ち!でした(医師らしくない表現で申し訳ない)。おかげでやっと座れるようになって,パソコンに向かっています。痛みはまだ残っていますが。

ぎっくり腰について,調べてみました。ここのサイト の図が,また痛々しい。
原因は腰や骨盤の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨(軟部組織)の損傷によるものです。特に多いのが骨盤の仙骨と腸骨の2つの骨からなる仙腸関節に付着する軟部組織の損傷により起こるギックリ腰です。

へえ〜,ビタミンC,コンドロイチン,グルコサミンが有用なんですね。早速3成分入りドリンクを購入してきました。私も医師の端くれ,自分なりの処方箋を考案しました。
  • 腹筋,背筋を鍛える(昨年のときも同じことを...。持久力は鍛えていますが)。
  • 正しい座位の姿勢を保ち,長時間同じ姿勢で座り続けない(休息を挟む)。
  • ビタミンC,コンドロイチン,グルコサミンを摂取する。
  • ストレスを貯めない。

先のサイト によれば「治るのに 3〜4週間はかかりますので、急性期の激しい痛みがなくなっても、その期間は無理をせず 」とありました。私,水曜日から出張,金曜日の夜に帰ってきて,また日曜日から
来週木曜日まで出張,です。これで治るんでしょうか。すごく心配。処方箋を考案する以前に,日程調整すべき!?

Posted: 月 - 11月 10, 2003 at 09:52 åflå„           たこ部屋


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