（平成13年9月8日）
東京へ出張。宿泊先はホテルパックを使っての京王プラザホテル。最近の都市部のホテルはインターネット接続が無料あるいは安価にできるとの情報(*)を得ていて，京王プラザホテルのホームページにも VDSL でのインターネット接続が無料で可能とあったので，チェックイン時に即申し込み。簡単にアダプタ接続が終わり，LANケーブル（10BaseTケーブル）をつないで，早速アクセスしてみる。説明書にはすでに設定してある IPアドレスや DSNサーバーアドレスはそのままでいい，とあったが，ほんまかいな，と思いながら，接続してみたら簡単につながった（もしそうだとしたら，外からはアクセス不能となっている我が職場のサーバーにもアクセス可能かもしれない，と思ったが，パスワードを失念してしまい，それを確認することはできなかった）。
そのスピードは…かなり速い！体感速度では現在使用している大学の LAN よりも速い。説明書には 10Mbps/1.5Mbps とある（本当だろうか）。実際にはそこまでは出ていないだろうが，使用感は快適である。サーバーにたまっていた35通のメール（いくつかは添付ファイル付き）も，わずか10秒足らずでダウンロードできた。
これだと，自宅にも ADSL を導入しようかと思ってしまう。まあ，公表されているスピードはホテルの VDSL よりも遅いが，今回の体験から判断する限り，大学の LAN 程度のスピードはあるであろう，ということがわかった。
しかし，このスピードは別の悩みをもたらすこともわかった。このスピードで常時接続となると，ネットサーフィンにはまってしまうのである。それは自制すればいいことだ，などと言えるのは，よほどの意志の強い人だと思う（うらやましい）。実際，私は試験前日だというのに，２時間もネットの海の中を泳いでしまったのだから。これを自宅でやってしまったら，家庭内紛争の新たな火種になりかねない。やはり，ADSL 導入は時期尚早か…。
* インターネットが使えるホテルの紹介は，PowerBook News の "PBNews Hotel" に載っています（ページ左欄には地区別ホテル掲載）。